天下の名香が織りなす歴史と香りの物語
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天下の名香が織りなす歴史と香りの物語

「天下第一の名香」と謳われ、織田信長も求めた伝説の香り

千年の時を超え、日本の歴史と文化に彩られた伝説の沈香「蘭奢待」。その深く神秘的な香りが、現代によみがえります。

歴史の香りを纏う

蘭奢待 — 天下を制した伝説の香木


蘭奢待(らんじゃたい)は“天下第一の名香”と謳われ、奈良時代に唐から渡り正倉院で千年眠る秘宝です。樹脂が黒褐色に熟成した芯から立ちのぼる香りは黄金すら凌ぐ価値とされ、「焚いても尽きぬ」と語り継がれます。現存本体は長さ156 cm・重さ11.6 kg──いまも厳重封印され、ごくわずかな人だけがその余韻に触れられる、まさに“木の宝石”。

香気軽く清らかにして、誠にかすかのかほり有り
蜷川式胤(明治時代の研究者)

蘭奢待の名に隠された秘密

蘭奢待の漢字

蘭奢待という一風変わった名前には、奈良の大仏で知られる「東大寺」という文字が密かに隠されています。

「蘭」の字形中に「東」
「奢」の字中に「大」
「待」の字に「寺」
「この沈香は聖武天皇のもので東大寺と申すべきだが、焚き物であるため縁起が悪いので、東大寺という文字を込めて蘭奢待と称する」
— 室町後期の公家・三条西実隆の日記『実隆公記』より

寺院の名前を拝借せずに巧妙に織り込む発想には、日本特有の雅な美意識が感じられます。命名にもロマンと遊び心が込められており、秘蔵の香木にふさわしい神秘性を演出しています。

蘭奢待をもっと深く知る

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天下の名香と謳われる「蘭奢待」の歴史と魅力を深掘り。織田信長はなぜこの香木を求めたのか?伝説的な香りの正体とは?

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歴史を彩る蘭奢待

"蘭奢待を持つ者は天下を制する" — 権力者たちが求めた幻の香り

1465

足利義政

室町幕府8代将軍

日本史上初めて蘭奢待の截香(せっこう)を行った人物。東大寺に赴き正倉院の宝物を拝観した際、蘭奢待から一片を切り出し、香を焚いて楽しみました。この壮挙は「蘭奢待を手中にする者は天下を制する」との伝説を生み出しました。

一寸角(約3cm四方)の蘭奢待から立ち上る香りは、深く静謐で、他の香木には見られない複雑な奥行きがあったと伝えられています。

足利義政
1574

織田信長

戦国大名・天下人

戦国の香り

天下統一を目前にした織田信長は、自らが新たな天下人であることを示すべく蘭奢待の拝領を強く望みました。朝廷に働きかけ勅許を得て、奈良東大寺を訪れて蘭奢待の封を解かせています。切り分けた小片を諸大名への褒賞に用い「城や領地にも勝る価値があるもの」と位置づけ、その権威を高めたと言われています。

何度焚いても香りが立つ
— 当時の記録より

600年もの時を経てもなお、黒い樹脂状の香木から豊かな香りが漂ったと言われています。その芳香は同席した千利休をも魅了したといいます。信長はこの香りに戦国の世を終わらせる天下統一の予感を感じたのかもしれません。

織田信長
1877

明治天皇

第122代天皇

維新後初めて奈良行幸を行い、正倉院宝物を親覧。その際、蘭奢待の一部を截香させ、東大寺東南院にて自ら香を聞きました。その様子は「薫煙芳芬として行宮に満ちた」と記録され、立ち昇る馥郁たる香煙が御座所いっぱいに満ちたさまが伝わります。

香気軽く清らかにして、誠にかすかのかほり有り
— 蜷川式胤(当時の研究者)

明治時代の記録によれば、蘭奢待の香りは軽やかで清らかな印象を与えつつも、どこか深い余韻を残す奥ゆかしいものだったようです。

明治天皇

千年の歴史が紡ぐ香りの遺産

蘭奢待は単なる香木ではなく、日本の歴史と文化、そして美意識が凝縮された特別な存在です。時の権力者たちが競って手に入れようとしたこの幻の香木は、今もなお人々の心に残る伝説となっています。

現代に蘇る伝説の香り

今、この伝説的な香木にインスパイアされた香水が誕生しました。足利義政、織田信長、明治天皇が感じた比類なき香りの余韻を、あなたも纏ってみませんか?

歴史の香りを体験する

天下人を魅了した香りの旅

蘭奢待の香りは、歴史を反映する3つの層から構成されています。各ノートは時を超えた物語を紡ぎ、織田信長や明治天皇といった天下人たちが愛した幻の香りを現代に蘇らせました。この稀有な体験をあなたの肌で。

トップノート

トップノート - 第一印象

遙かなシルクロードの浪漫とともに日本にもたらされた蘭奢待。その旅路を思わせる、スパイシーでフレッシュな第一印象が広がります。まるで東方の地よりこの香木がもたらされた香料貿易の道を辿るよう。

カルダモン ペッパー
ミドルノート

ミドルノート - 雅の調べ

蘭奢待の「蘭」の字に隠された花々の香り。足利義政、織田信長、明治天皇といった歴史上の人物たちが愛した華やかさと優美さを表現しました。「古めきしずか」という言葉が形容するような奥ゆかしい雅やかさ。

フリージア オーキッド リリー
ベースノート

ベースノート - 伝説の残り香

「天下第一の名香」と称えられた蘭奢待の深遠なる香り。「香気軽く清らかにして、誠にかすかのかほり有り」と歴史書に記された伝説の伽羅の神秘。その複雑で奥深い世界観を現代に蘇らせました。

ウード
ガイアックウッド アンバー
サンダルウッド ベチバー
トンカ バニラ
数量限定・特別製法

「蘭奢待を持つ者は天下を制する」 — 限定生産の香りをあなたの肌で

歴史の香りを纏う

纏う人に、特別な物語を

実際に蘭奢待の香りをお使いいただいている方々から寄せられた、感動の声の一部をご紹介します。

香水はいくつか持っていますが、これは別格ですね。伽羅の深遠な香りが軸にありつつ、スパイシーさやフローラルな甘さも感じられて、本当に複雑で奥深い。周りからも「何の香り?すごくいいね」と必ず聞かれます。自分だけの特別な香りを見つけられた気分です。

T

T.S様 (40代)

複雑で奥深い香り

記念日のプレゼントとしていただきました。ボトルデザインからして高級感が漂っていて、使う前からワクワク。実際に使ってみると、想像以上に上品で落ち着いた香りでした。時間が経つと肌に馴染んで、自分だけの香りになる感じがたまりません。使うたびに自信が持てます。

A

A.Y様 (20代)

上品さとボトルデザイン

SNSで話題になっているのを見て購入。たしかに素晴らしい香りですが、私には少しだけトップノートが強く感じられました。でも、ミドルからラストにかけての香りは本当に心地よくてうっとりします。もう少し軽いバージョンも出たら嬉しいかも? でも全体的には大満足です。

R

R.N様 (30代)

ミドル~ラストノートの心地よさ

香りがもたらす特別な瞬間

ビジネスシーン

ビジネスシーン

上品で落ち着いた香りは、重要な商談や会議の場で自信と信頼感を演出します。蘭奢待の深みのある芳香は主張しすぎず、プロフェッショナルな印象を与えながらも、あなたの存在感を静かに高めます。歴史上の権力者たちが纏ったこの香りは、現代のビジネスシーンでも揺るぎない威厳を漂わせます。

フォーマルシーン

フォーマルシーン

特別な夜会や記念日に纏えば、蘭奢待の神秘的な香りが洗練された魅力を引き立てます。「天下第一の名香」と称えられた伽羅の深遠なる余韻は、重要なセレモニーや晩餐会で周囲を魅了し、忘れられない印象を残すでしょう。一千年の時を超えて愛された香りが、人生の特別な瞬間をより豊かに彩ります。

日常シーン

日常シーン

普段の暮らしの中で纏うと、日常が特別な時間へと昇華します。蘭奢待の複雑で奥深い香りは、カフェでの一時や散歩、友人との語らいにも静かな贅沢をもたらします。時間の経過とともに変化する香りの物語が、あなたの日々に豊かな感性と心地よい余韻を添えます。わずかな量でも、一日中あなたを優雅に包み込みます。

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希少性の極み:幻の香木

「蘭奢待を持つ者は天下を制する」と謳われた伝説の香りを纏う稀有な機会

唯一無二
正倉院に保管される蘭奢待は世界で一つだけの存在
1グラム
最高級伽羅の価値は黄金を超える
五人
歴史上蘭奢待に触れた特権的な権力者の数
250本
限定生産数量—その特別な香りを纏える希少な機会

蘭奢待は重さ当たりで黄金を凌ぐとも言われる「木の宝石」です。香木の王者として歴史上の天下人たちが競って求めた蘭奢待は、現在も皇室の御物として正倉院に厳重に保管され、一般の目に触れることは稀。当香水は、蘭奢待本来の複雑で奥深い香りを追求した逸品です。通常は体験できない伝説の香りを再現しました。

希少性の極み:幻の香木
厳選素材

商品詳細

商品詳細
限定生産

内容量

50ml / 1.69us fl oz

香りの持続

約8〜10時間

成分

エタノール、香料(天然香料配合)

使用方法

・お肌に合わないときは、ご使用をおやめください。

・目の周囲や、お肌に異常のある部分への使用は避けてください。

・目に入ったときは、流水または十分な水で洗い流してください。

・直射日光のあたる場所や極端に高温または低温の場所、直射日光のあたる場所には保管しないでください。

よくある質問

蘭奢待香水についてよくいただくご質問にお答えします

男性でも使用できますか?

はい、蘭奢待パルファムはユニセックス香水として男女問わずご使用いただけます。伝統的な沈香(伽羅)をベースにした深みのある香りは、特に男性にも好評をいただいています。落ち着いた気品ある香りで、公の場にもふさわしい上品さがあります。ビジネスシーンからフォーマルな場まで幅広くお使いいただけます。

香りの詳しい特徴を教えてください

蘭奢待パルファムの香りは、トップノート、ミドルノート、ベースノートの3段階で変化する奥深い香りの構成になっています。

トップノート: 最初に広がる軽やかな柑橘とスパイスの香り。特にペッパーとカルダモンの調和が特徴です。

ミドルノート: 時間の経過とともに現れる、フリージアの上品で華やかな香り。

ベースノート: 最も長く続く伽羅(最高級の沈香)、アンバー、バニラの奥深い香り。少し甘みを帯びた優雅な余韻が特徴です。

日常使いできますか?

蘭奢待パルファムは確かに特別な香りですが、控えめな量であれば日常使いにも適しています。特に、仕事場や会食など、上質な印象を与えたい日常の場面で効果的です。つける量を調整することで、さりげなく香る日常使いから、存在感のある特別な日の使用まで、幅広くお楽しみいただけます。首筋や手首など、脈打つ箇所に1〜2プッシュが日常使いには適量です。

他の香水とどこが違いますか?

蘭奢待パルファムの最大の特徴は、日本の歴史的な香木「蘭奢待」にインスパイアされた独自の香りにあります。一般的な香水と異なり、伝統的な伽羅(最高級の沈香)を中心に据えた構成で、日本の香道文化と西洋の調香技術を融合させています。

また、特筆すべきは香りの変化の仕方です。時間をかけてゆっくりと変化し、つける人の体温や肌質と調和しながら、その人だけの香りへと発展していきます。市場の多くの香水が短時間で強い香りを放つのに対し、蘭奢待は長い時間をかけて深みを増す独自の香りの変化をお楽しみいただけます。

香りはどのくらい持続しますか?

蘭奢待パルファムは香りの持続性が非常に高く、通常8〜10時間ほど香りが続きます。特に伽羅(最高級の沈香)をベースにした深みのある香りは、時間が経つにつれて変化しながらも長く残ります。朝につけて夕方まで香りを楽しむことができます。肌質や環境によって個人差はありますが、多くのお客様から「驚くほど長持ちする」とご好評いただいています。

プレゼントとして適していますか?

蘭奢待パルファムは、その歴史的背景と「天下の名香」をモチーフにした高級感あふれるデザインと香りから、特別なギフトとして大変ご好評いただいています。特に、日本文化に造詣の深い方、上質な香りを楽しむ方、特別な贈り物をお探しの方に最適です。

限定生産品であることも、贈り物としての価値を高めています。上品なパッケージは包装も美しく、特別な方への特別な贈り物として最適です。大切な方への記念日や、特別な感謝の気持ちを伝えるギフトとしてお選びいただいています。

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