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香水初心者ガイド|基礎から学ぶフレグランス入門 – Cavto

🌱 香水初心者ガイド

基礎から学ぶフレグランス入門

香水を始めたいけれど何から学べばいいか分からない方へ。選び方から付け方まで、プロが教える基礎知識とマナーを3つのステップで分かりやすく解説します。

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香水の基礎知識

香水の種類を知ろう

香水は香料濃度によって4つのタイプに分類されます。それぞれ持続時間や香りの強さが異なります。

  • パルファン(20-30%)
    8時間以上持続する最高級タイプ。少量でも豊かな香りが長時間続きます。
  • オードパルファン(15-20%)
    6-8時間持続。日常使いに最適で現在最も人気のタイプです。
  • オードトワレ(5-15%)
    4-6時間持続。軽やかで爽やか、初心者におすすめです。
  • オーデコロン(2-5%)
    2-4時間持続。最も軽やかで、リフレッシュ用に最適です。

香りの変化を理解しよう

香水は時間とともに3段階の香りに変化します。この変化を楽しむのが香水の醍醐味です。

  • トップノート(0-10分)
    最初に感じる香り。第一印象を決める柑橘系やハーブ系が多用されます。
  • ミドルノート(10分-数時間)
    香水の中核となる香り。花やスパイス、フルーツなどその香水の個性を表現します。
  • ベースノート(数時間以上)
    最後まで残る香り。ウッディ系やムスク系で全体に深みと安定感を与えます。
💡 初心者へのアドバイス
香水を選ぶ際は、トップノートだけで判断せず、ドライダウン(数時間後の香り)まで確認することが大切です。肌につけてから最低でも30分は様子を見ましょう。
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自分に合う香水の選び方

好みの香調を見つけよう

まずは自分の好みの香調(フレグランスファミリー)を把握しましょう。香りのファミリーについて詳しく知りたい方はこちら

  • シトラス系
    レモン、オレンジなど柑橘系。爽やかで清潔感があり、年齢性別問わず人気。
  • フローラル系
    バラ、ジャスミンなど花の香り。女性らしく優雅で、最も親しみやすい香調。
  • グリーン系
    葉っぱや草の香り。自然で落ち着いた印象、ユニセックスで人気上昇中。
  • ウッディ系
    サンダルウッド、シダーなど木の香り。温かく落ち着いた大人の魅力。

正しいテスト方法

  • ムエット(試香紙)でチェック
    まず紙で第一印象を確認。一度に3-4種類まで試しましょう。
  • 肌でテスト
    手首や腕の内側にスプレー。肌との相性を必ず確認します。
  • 時間をおいて確認
    30分後、2時間後の香りの変化を楽しみながら判断しましょう。
  • 嗅覚をリセット
    複数試す場合は、コーヒー豆の香りで嗅覚をリセットします。

初心者におすすめの香水

  • シトラス系オードトワレ
    失敗が少なく、多くの人に好まれます。ベルガモット、レモン系がおすすめ。
  • ライトフローラル
    フリージア、ネロリなど軽やかな花の香り。上品で使いやすいです。
  • クリーン系
    石鹸のような清潔感のある香り。オフィスでも安心して使えます。
選び方の注意点
香水は肌質やpHによって香りが変わります。友人に良い香りでも、あなたには合わない可能性があります。Cavtoでのオンライン購入の際は、香料相性診断を活用して自分に合う香りの傾向を把握することをおすすめします。
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正しい付け方とマナー

効果的な付ける場所

脈打つ部分(パルスポイント)につけると、体温で香りが立ち上がります。

  • 手首の内側
    最も一般的な場所。自分も香りを感じやすく、調整しやすいです。
  • 耳の後ろ
    体温が高く香りが立ちやすい場所。上品に香ります。
  • 首筋(うなじ)
    髪を上げた時にほのかに香る、女性らしい付け方。
  • 胸元(デコルテ)
    体温で自然に香りが立ち上がる、エレガントな場所。

正しい付け方のコツ

  • 適量を守る
    1-2プッシュで十分。香水は「ほのかに香る」程度が理想です。
  • 10-15cm離してスプレー
    近すぎると一点に集中し、遠すぎると効果が薄れます。
  • こすらない
    スプレー後は自然乾燥。こすると香りの分子が壊れてしまいます。
  • 清潔な肌につける
    シャワー後の清潔な肌につけると、香りが美しく立ち上がります。

大切なマナーとエチケット

  • TPOを考える
    職場では控えめに、食事の場では香りの強い香水は避けましょう。
  • 1メートルルール
    香りは自分から1メートル以内に留まるのが理想的です。
  • 厳粛な場では控える
    葬儀や病院などでは、香水の使用を控えるのがマナーです。
  • 妊婦さんや小さなお子様への配慮
    香りに敏感な方もいらっしゃることを常に心がけましょう。
📌 香水マナーの心得
香水は自分が楽しむものですが、周囲への思いやりも大切です。「香害」という言葉もあるように、過度な香りは迷惑になることもあります。相手の立場に立って、適切な量と場面で楽しみましょう。
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レイヤリング術を学ぶ

レイヤリングとは

複数の香りを重ね付けして、自分だけのオリジナルな香りを作る上級テクニックです。基本をマスターしたら挑戦してみましょう。

  • 同系統から始める
    初心者は同じ香調(フローラル×フローラルなど)から始めると失敗しにくいです。
  • 濃度のバランス
    軽い香り(オードトワレ)をベースに、重い香り(オードパルファン)を少量重ねます。
  • 部位を分ける
    メインの香りは首筋に、アクセントの香りは手首にというように場所を分けても効果的です。
📚 さらに詳しく学ぶ
レイヤリングの詳細なテクニックや具体的な組み合わせ例について知りたい方は、香水のレイヤリング完全ガイドをご覧ください。

おめでとうございます!

香水の基礎をマスターしました。これで自信を持って香水選びを始められます。

香人診断で自分のタイプを発見する